銀座 理容室 床屋。銀座の理容室、癒しの銀座床屋でリラックス&リフレッシュ!女性のお客様も大歓迎です。

銀座理容 バーバーヤナギの歴史

■四代目店主が今も守り続ける、銀座理容の歴史

当店の創業は、明治15年(1882年)。
初代・柳寺徳三郎が、三十間堀1丁目(現在の銀座4丁目、三越の裏、今のレストランみかわや周辺で開業しました。 理容室が“西洋床”といわれた時代で、当店は初代店主の苗字から“柳”をとって、店名を“柳床”と名付けました。
初代・柳寺徳三郎の弟子として働いていた正作を当店の二代目として養子に迎えたころ、屋号を“ヤナギ館”と改めました。 昭和8年(1933年)には、現店舗の所在地に3階建て木造づくりの店舗を構え、1階に理容店、2階3階に家族と従業員が居住するようになりました。当時は、朝から晩まで、お客様が、途切れることなく特に正作が顔剃りすると、2,3日は、髭が、生えてこないと大変好評でした。また、正作は、頑固職人としても、当時銀座でも、有名で、カットの最中に子供が、動こうものなら、子供の頭を鋏で、叩いたり、カット最中に新聞でも、読もうとすると、「俺が、一生懸命仕事しているのに、新聞見ようとは、何事だ!」とそのまま、お客様を店から、追い出したりしたそうです。 この新しい店舗は、内装をタイル張りでモダンなアールデコ調とし、椅子や理容台などは、当時の最新の設備をそろえ、脚光を浴びたのです(写真のとおり)。その後、二代目・正作の息子である作二が、三代目店主として店を引き継ぎましたが、42歳で他界したために、作二の嫁であった恵美子が、この地で当店の歴史と技術を守ってきたのです。 四代目・満雄が、当店を引き継いだのは、平成元年のことでした。 大学卒業後、日本で初の理容技術コンクールで優勝した「ヨシダ理容室」で5年間の修行を積んだ後、母・恵美子よりこの店を任されることになり、現在に至っております。

■紳士の町、銀座のシェービング

昭和中期は“剃り残しがあると出世できない”といわれた時代でした。 ですから、週に一度、髪を整え、顔剃りにご来店いただくほど、当時銀座に集った紳士たちは身だしみに気を使っていたそうです。 「シェービングは、男性にとって最高のおしゃれ」とゆずらなかった二代目・正作は、顔剃りの名人として銀座で知らない人がいないほどだったと語り継がれるのも、当時の世相を思えば当然のことかもしれません。 正作の時代から約百十年。今でも正作の代から、ご贔屓いただいている方もいます。

■女性のお客様もおくつろぎいただけるお店

理容室は、男性専門のものと思われがちですが、当店はたくさんの女性のお客様にもご利用いただいております。また、今、若い女性の美容室は、多くございますが、中高年女性の通う美容室は、少なくなってきています、当店でも、中高年女性のカット、カラー、パーマなど、多くの女性が、らいてんされます、木曜と土曜は、女性担当のスタッフが、来ております。お気軽にご来店ください。 お顔剃り、まつ毛カール、フェイシャル、女性カットなど。 中でも、お顔のくすみを取り、お化粧のノリをよくする江戸前シェーブが大変ご好評をいただいております。 当店のお顔剃りは、お客様の肌に合わせた刃(鈍刃)を厳選して使用しております。ご希望あれば、プラス500円で、日本剃刀での、お顔剃りもおこなっております。日本剃刀使用は、肌が、荒れません!この技術は、当店の永きにわたって受け継がれてきた技術なのです。

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